ハロプロ楽曲大賞2006(推しメン)

昨日の続きです。
ハロプロ楽曲大賞推しメン部門に投じられた票から様々なことを考察していきます。

各ユニットごとにメンバーを並べ替えてみました

2004年、2005年のデータと、2005年から2006年へかけての数字の増減、2006年の素データ、2006年の偏差値を出しました。
偏差値ってのはご存知の通り、50を境に平均より上か下が分かるものです。
今回、得票が0でも偏差値が40を切らないのは、標準偏差が大きすぎるためです。
学校の普通のテストで0点を取ると余裕で偏差値40を割るので注意してね。
で、これを見ますと、色々面白いことが分かりますね。

標準偏差 :18.058
平均 :16.614

標準偏差が平均よりも大きいってことは、データが平均付近に集中してないってことですね。
要するに、票が入る人は相当入るけど、入らない人は全然入らないってふうに二極化しているわけです。


美勇伝は何年たっても石川一人のユニットですね。
他2名は、石川というブランドが存続しているうちに固定ファンを獲得せねばならんのに、
全然ダメです。
石川も高水準ながら去年よりはかなり下がってます。
ビールのポスターみたいなジャケットとかウサ耳とかことごとく裏目に出たのでしょうか?


モーニング娘。は総じて高いですね。
藤本が去年に比べて大幅ダウンしているのが気になりますけど・・・。
なんか藤本ショック的な出来事ってありましたっけ?


メロン記念日カントリー娘。はあんまり変わらず。
いい年だから年齢に伴う変化も少なく、干されているのは今に始まったことではないからでしょうか。


Wはどうしたことでしょう?
加護が謹慎中なので偏差値50を下回るほど下がっているのは理解できるんですが、
辻の下がり方が異常です。
半分以下です。
全く理由が分かりません。
根拠の無い仮説ですが、去年は組織票があって今年は組織票が無ければこうなっても不思議ではありませんが。


℃-uteは総じて着実に得票アップしてます。
みんな露出が増えているからでしょう。
しかし、偏差値が50をこえているのは鈴木だけなので、まだまだ上を目指さねばならないユニットだと思います。


Berryz工房は2極化しています。
というか、嗣永菅谷以外かなり下がってます。
そこは後で考察します。
いわゆる前列4人はどうにか偏差値50をクリアしてますね。


ユニットに属さないハロプロエッグ福田花音が唯一得票を獲得しております。
何か光るものがあるんでしょう。


ソロメンは全員現状維持or下がってます。
ハロプロはやたらめったらユニットを組ませるけど、
そのほうが扱いやすいってメリットがあるからなんでしょうね、多分。
そうすると、逆を言えばソロは扱いにくいわけで、
扱いにくいからこそうまくプロモーションができず、
人気が下がっておるのでしょうか。
ぶっちゃけ、あんま注目していないので、軒並み下がっている理由がわかりません。


辞めた3人の中で、紺野はやたら高いですよね。
村上も平均以上です。
逃した魚は大きかったということでしょうか。

各ユニットごとに得票を合計し、序列をつけました。





今年もモーニング娘。が一番です。
ハロプロの代表的な存在であるということは不動のようです。


そこからキッズユニットが2個続くわけです。
キッズがハロプロを牽引している要素は多少なりとあることになります。


で、美勇伝以下が続くわけですが、
全体を眺めてみますと、順位と露出の多さが直結していますよね。

各ユニットごとに前年比の多い順に並べました。




ほとんどが下がっているわけですけど、そりゃ投票総数が減っているからです。
でも総数が減っている(=ハロプロ人気が減っている)にも関わらず票を伸ばしている(=人気を伸ばしている)ユニットもあるわけで。


今年一番の成長株は℃-uteだったみたいですね。
去年まではコンサの前座くらいしか役回りが無かったですけれど、
今年は単独であちこちでドサまわり的なイベントが多発しましたからね。
それの効果が現れたのでしょう。


ポッシボーとともいきですが、去年がゼロだから今年は増えるしかなかったです。
まあ、ファンがついたのはいいことです。


カントリーも微増ですけど、ほぼ里田のおかげです。
バラエティでの才能が開花したからでしょうか。


ソロメンと美勇伝のマイナスは前述の通り。


Berryz工房が結構下がってます。
理由を考えてみました。


1.劣化
成長著しい年頃ですから、その成長のベクトルがヲタの嗜好とマッチしなくなっていることもあるのでしょう。
そもそもベリヲタは主に二つに分けられまして、
・好きになった子がたまたま幼女だった
・幼女だから好きになった
幼女だから好きになった人が離れていくのは仕方ないでしょうね。


2.飽きた
3年近くも活動してますからね。
飽きる人も居るでしょう。
逆に℃-uteが票を伸ばしているのも、Berryz工房からの推し替え者が居るからでしょう。


モーニング娘。が一番下がってます。
しかし、ユニット全体のマイナス分は77で、小川紺野の得票は合計88。
卒業したことが大きなパワーダウンの要因でしょうね。

総括

投票総数の減少が大きな影響を及ぼしていますよね。
人が減っていけばさびしくなるのは当たり前のことですが。


楽曲部門はまた後日