キャワワな女の子

電車に乗っておるとですね、見知らぬキャワワな女の子がしばしば見受けられますよね。
となると、健全な男子諸君だと、ついつい目がいってしまうとかありますよね。
で、まれに目が合ったりしませんか?
そしたら、すんげえうっひょ〜って気分になりません?
向こうもこっちに何かしらの興味を感じたからこっちを見たに違いないとか、
もしかしたらわしに一目ぼれしたのかも?とか、
そんなことを考えてたら、よりいっそう気になって向こうを見たりしません?
そこまで妄想と言うか、誇大妄想を行うのは私だけでしょうか・・・






でも、積極的にジロジロ見てたら分かるかと思いますが、
向こうはそんなにこっちを見てないですよね。
つか、目が合うのは最初の一度だけってケースが頻繁に見受けられます。







つか、黒目を見たい方に向けなくとも周囲の動向がどうであるのか察知することって結構容易ですよね?
ってことは、向こうはこっちがジロジロ見ていることを察知している可能性が高いことになります。
だからこそ、2度目の視線交差はないという現実を裏付けるに十分な根拠に成り得ますね。






ま、十中八九向こうはウザイと思っているでしょうね。
しかし、こっちとしてはウザイと思われることがウザイですよね。
このウザウザ連鎖を断ち切るには、向こうをジロジロ見なければいいってことになります。
せいぜい最初の一度だけにしておきましょう。






となると、こっちから向こうが見えないのが残念に思えますが、
こっちも黒目を向けずに周囲を察知する能力を使えば良いのです。
しかし使ったところで、向こうがこちらを見ていないという、妄想や誇大妄想を打ち砕かれる結果に終わるのが関の山だと思われかねませんが、
そこは逆転の発想で、向こうも同じことを考えているから、こっちに黒目を向けないで観察しているのでは?と思っておけばよいのです。






こうしてごんげはあたかも人畜無害な雰囲気を醸し出すのでした。






一応言っておきますが、ごんげは儚い現実に何の希望も持ったりしない冷静沈着な男ですよ。