中国

どうも重慶での様子を聞くと中国人は反日感情が根強いですよね。そういえばちょっと前中国のどっかの大学で日本人留学生が中国を侮辱するような内容の寸劇をしたせいで、その大学に中国全土から抗議やら暴動やらの人が集結したというニュースを聞いて、なぜ直接関ったわけではないのにそこまでできるのかと信じ難い思いでした。背景には日本がいかに過去にひどい国であったかということを幼いころから教え込んでいるせいだとしか思えません。現在のみを見ると日本人は非常に友好的であると思うのですが、中国人には日本人とは仲良くする気がないのでしょうかね。実際に戦争を体験したお年寄りの方は無理かも知れませんが、若い連中は子どものけんかじゃないんだからさっさと忘れた方が良いと思います。一方日本では中国人留学生によって一家が惨殺されるという寸劇など比較にならないくらいの大事件が勃発したにも関らず、多少の偏見は一時的に生まれたようですがデモなどが発生したとも聞きませんし大半の日本人は忘れていると思います。中国人に限った話ではないですが、ナショナリズムの高揚だけでそこまで過激な行動をするのは私にはあまり理解できません。ナショナリズムと言えば、靖国神社に首相が参拝などをするたびに中国や韓国から抗議がきますが、その理由の一つとして日本人のナショナリズムが高揚して戦前の帝国主義的軍事国家に逆戻りしては困るなどと聞いた事があります。日本人のナショナリズムがいかに低いか知っていて言っているのでしょうかね。だとしたら外交戦略上必要な事かも知れませんが日本が自衛隊を海外派遣することについて特に何も文句がなかったことを考えると中国や韓国がクレーマーのようにしか思えません。