真・暗黒時代(涙が止まらない授業中)

今日も鬱更新じゃなくて、ネタですよ。




大学入って好きな人ができました。ですが、全然仲良くなれるきっかけがなくて、無駄に1年半くらい経過しました。親密度で多分大きく遅れを取っているし、自分はあっさり振られた過去があるからそれほど大した男ではないだろうと思って、自分は何を磨けばいいのだろうと考え、あなたを好きだという気持ちだけは誰にも負けないようにしようと思いました。実際あなたほど好きになった人は後にも先にも他にいませんね。
んでとあるときにラルクのライブがあることを知ったのです。私はラルクが好きですから、行ってみたいと思いました。んでそこで、あなたも一緒に行ってくれたらな〜って妄想をしちゃったんですよ。そしたら本当に行きたくなってですね、ついチケットを2枚買ってしまいました。そんでお金を払って実際に手元に来たチケットを見たら、怖くなったと同時に、これは誘わなくてはならないという風に心が動きました。
ラルクのflowerって歌にこんな歌詞があります。

もう笑えないよ、夢の中でも同じことを言うんだね

私の夢の中のあなたでさえ、非常に現実的になったというか、ハッピーな妄想どおりにはならなくなってきました。ならばもう現実のあなたを変えるしかないのですよ。
でもやっぱり全然きっかけがないんですよね。多少きっかけがあったとしても全然ダメなのは前述の通りです。ナンパの才能がないことも証明済みです。でもしょうがない。このまま話しかけられないと一生チャンスはないだろうな。ならこうやって遠くから見ていても徐々に心を削られていくだけでとても耐え難い。なら華と散るかもしれないけど無理やりにでも話しかけねば。
内容がライブに行こうですから、ほぼデートみたいなもんですよね。仲良くないのにわざわざあなたをピンポイントで誘うんだから、つまりあなたが好きだと言っているようなもんです。また、告白ですか・・・。告白して失敗した経験があるので嫌なイメージがちらついて怖くてなかなか言えないんですよね。何日も言えない日々が続きました。だからあるときお酒を飲んで挑もうと思いました。酒を飲めば傍若無人な性格になる私です。んでビール350ccを2つと500ccを1つ飲んでいきました。緊張のせいか、酒に強くないせいか、すぐに吐いちゃいましたけどね。まあ適当に酔いがまわってきました。決意が揺らいでは困るので教室に着いたら真っ先に言おうと思いました。そしたら授業始まっていましたわ。まあ授業中でまわりに人がいっぱい居ようとも知ったこっちゃねえと声をかけました。お酒を飲んだ私は非常に気が強い。


彼女のイメージは舞波でお願いします。



(ご´ Д `)<こんにちは


从 ’w’)<???


すんげえ怪訝な顔してるな〜。まあ当然か。




(ご´ Д `)<ラルクアンシエルは好きですか?


从 ’w’)<多少は知っているけど、それほど詳しくない。


普通だな・・・。できれば興味を持っていて欲しかった・・・。




(ご´ Д `)<ライブに一緒に行きませんか?


ようやく言えた・・・。一年半は長かったよ。またも告白だなんてやっかいなイベントをこなしたよ・・・。あとは結果待ちだな〜。過去の失敗例があるからどうなるか分からんけど、まあデートくらいだし5分5分くらいの希望は持っていたいな〜って考えていました。そしたら・・・























从 ’w’)<他の人を誘ったら?




















_| ̄|○















世の中にこれ以上きつい返事があるのでしょうか・・・。私ごときにはチャンスさえ与えてくれないのですか・・・。私には告白する能力、友達になる能力、ナンパする能力に加え、デートに誘う能力もないようです。



でもなぜかしばらくは平然としてました。何と言うか、10分くらい普通に授業を受けていました。なぜか全くものを考えられないのですよ。なんというかボーっとしているというか・・・。そんで10分くらいしたら、徐々に冷静さが戻ってきましてね。そしたら考えなくていいことを考えてしまうんですよ。そう・・・、私は振られたんだと・・・。そしたらとてつもない絶望感に耐えがたくなっていったので、友達(なおりん)にしゃべりかけました。




(ご´ Д `)<ねえ、なおりん・・・。わしって頑張った?


(直´-`)<うん・・・。頑張ったよ・・・。







(ご´ Д `)<ねえ、なおりん・・・。わしってすごい?


(直´-`)<うん・・・。すごいよ・・・。






(ご´ Д `)<ねえ、なおりん・・・。






(ご´ Д `)<なおりん・・・。






(ご´ Д `)<なおりん・・・。











(ごT Д T)

涙、止まらないわ。あなた、冷たすぎるから〜。
涙、止まらないわ。不幸が、すぎるから・・・。

そしたらもう授業中だろうが知ったこっちゃないですよ。涙が止まらない授業中ですよ。もう一本買っておいたビールを飲み干して、人目もはばからず教室で泣きまくっていました。まわりの人たちは全く私に目を合わせませんでしたね。なんかこの話は人前で告白して振られた男として一部では伝説になっているらしいですね。友達とかも、てっきりどっかに呼び出すのかと思ってたらしいですし。つうか呼び出すのは待っている間死ぬほど怖いから2度とやるまいと決意したんですよ。
ちなみにこれ以来、ビールを飲むと必ずリバースするようになりました。




つうか、他の人を誘えって言われても困るんだよ!この世のどこにあなたの代わりが務まる人間がいるんだよ!あなたを誘いたいという願いを全てこのチケットに込めたのに!こんな紙切れもういらねえよ!そう思ってチケット一枚破り捨てました。


んでまあチケット1枚破いちゃったので、しょうがないから1人でライブに行きました。そしたら全然面白くないんですよね。そこらへんにカップルが居たりしますよね?んでも私は1人・・・。もしOKしてくれていたら1人じゃなかったのに・・・。隣の空席を見るとむなしくなってくる・・・。これが妄想と現実の差ですか・・・。そんなことを考えていたら全然演奏に集中できなかったです。まわりは結構ノリノリだったのに、私だけ座っていました。これ以降の私の人生で、ライブに1人では行くまいと決意しました。
こうしてごんげの暗黒時代は続くのでした。